感謝。そしてがんばるらいふぶろぐ(仮)

結婚式準備と新生活でのあれこれめも。

【映画感想】この世で一番美しいもの

映画「美女と野獣」を見た。

自分でも驚くことに、やっと、つい先日、初めて見た。こんなにサントラを聴き込んでいるのに!結婚式のBGMは、後半ほぼまるまる美女と野獣にしたというのに!まだ見ていなかったのだ!新婚旅行から帰る飛行機の機内でも見ることができたのだけど、絶対に映画館の大画面で、映画館の音響で見た方が良いと思って我慢をした。それが大正解だった。「美女と野獣」はアニメでも見たことがない。そもそもディズニーのキャラクターにそれほど興味がないため、小さい頃からディズニー映画を見る習慣がなかった。ただサントラの歌詞から話の筋を予想していた。映画を見た理由はただひとつ。私の映画界の自担エマ・ワトソンが主演をするというからだ。

「美しさは内面に宿る」

物語の最初でナレーションはそう語る。

私が映画を見て驚いたのは、物語の最初でベルが思っていた以上に幼い、未熟な女の子として描かれていたこと。外見は美しく、本の虫でとても聡明。でも、本で描かれるどこか遠い国に憧れ、心が沸き立つような冒険を切望している。簡単に言えば、世間知らずな女の子だったのかもしれない。

とても印象的な台詞がある。それは、フランスに来たベルが呟いた、

「思っていたよりずっと小さい」

という言葉。憧れ続けたフランスは、本の中の、あくまでもベルの頭の中のフランスでしかなかった。フランスを見て、その小ささと恐さを知り、夢のような場所ではない、ここもまた人々が犇めき合う現実の世界であることを知ったのだろう。そして、幼いベルを守るために、ベルが心底飛び出したいと思い続けてきた小さな田舎町に逃げてきた父親の愛情に気づいた瞬間だったのかもしれない。

ベルは生まれながらにして美しい。でも、もっともっと美しいことは、両親の強い愛を知って、自分もまた人を愛すことをベルが知ったこと。

エマ・ワトソンはベルを演じるために歌のレッスンを積み重ねたそう。もともとエマ・ワトソンの声はハリーポッター時代から好きなのだけど、美女と野獣のサントラで聴ける可愛らしく透き通っているけれど時に力強い歌声は、その外見に引けを取らないくらい美しい。そしてメイキングで見た黒いレッスン着のエマ・ワトソンも、それはそれは綺麗だった。メイキングと言えば、ガストンの曲は撮影に大変苦労をしたという話がされていた。あれだけ大勢で歌い踊り演じるのだからそれはそうだろうけれど、その稽古風景が本当に「ミュージカルだ!」という感じでとても心動かされた。実際に出来上がったシーンは言わずもがなの迫力で、思わず映画館で拍手をしそうになったけど。

物語の中で成長したベルと、それを演じる着飾らないエマ・ワトソン、二人の美しさに心を打たれる映画だった。この世で一番美しいものは?そう尋ねられたら私は今間違いなくこの二人を挙げる。